CIRCUS MAXIMUS 来日インタビュー!

LOUDPARK12以来、7年振りとなる待望の再来日公演を2019年10月に行ったノルウェーのメロディック・プログレッシヴ・メタル・バンド、CIRCUS MAXIMUS、メンバー5人による来日インタビューをお届けします!

CIRCUS MAXIMUS 来日インタビュー!
(10/20名古屋にて)


まずは日本へようこそ!
一同:ありがとう!

今回の来日公演は2012年のラウドパーク以来、7年と云う長い時を越えての来日です。どうですか?楽しめていますか?
一同:もちろんだとも!そりゃそうさ!

昨日(10/19)は京都を観光されたそうですが、そちらも楽しめましたか?
グレン・モレン(以下、グレン):本当に綺麗だったよ。
マイケル・エリクセン(以下、マイケル):伏見稲荷に行ったんだ、それで全部の鳥居の数を数えてきたんだよ!マジだぜ!(笑)一つ…二つ…ってね(笑)。1000位だったかな?
グレン:あと、でっかい蜂を見た!日本のスズメバチかな?
トゥルルス・ハウゲン(以下、トゥルルス):本当にデカかったよ、ペットにしたいくらい(笑)。
マッツ・ハウゲン(以下、マッツ):俺たち乗れちゃうんじゃないかって位にね!(笑)

それは珍しいものを見ましたね(笑)。他には京都で思い入れ深い事はありましたか?
マイケル:時間が限られていた事もあって、ふらふらと街を歩いた感じだったよ。でも存分にいろんな食べ物も味わえたし、けん玉も頑張ったよ!(笑)

それはよかったです。では次の質問に参ります。CIRCUS MAXIMUSはやはり2012年のラウドパークの後、日本メタルファンから広く知られる様になったと思います。そんな2012年の後、バンド活動に何か変化はありましたか?
マイケル:割と早い時間でのステージだったけど大勢の人が集まってくれたんだ。通り過ぎようとしていく人たちも“なんかいいねこのバンド!イケてるよ! オレ、SLAYER目当てに来たんだけどさ!”みたいなリアクションもあったみたいだしね!(笑)
トゥルルス:あの年のヘッドライナーってSLAYERだっけ?
一同: そうだよ!
グレン:あれから一年後位にその時のステージをYoutubeで誰にでも見れる様に公開したんだ。
マッツ:今でもあの頃の様子を観られるから、観てほしいよね。

その動画は日本語訳付きのものもあって、今では多くのファンが観ていると思いますよ!
グレン:あー、そうだね! 一回のステージ丸ごと訳付きで収録しているんじゃなかったかな? それに加えてステージだけでなく、ドキュメンタリー的な要素も加えた内容だったよ。

今回の来日公演の決定は日本のファンにとって本当に待ち焦がれたものでした。今回の日本ツアーはどのように決まっていったのですか?
マッツ:まずのこの場所に戻って来たかったと言うのがあるよね、それにコンタクトを取ってくれた人達との繋がりを大切にしつつ、楽しもうと思ったんだ
グレン:それに、もちろん今回ここ日本で、ルビコンミュージックから新曲EPも収録したニューアルバム『Nine Live』をリリースし、そして1stアルバムを含むCIRCUS MAXIMUSのディスコグラフィ(1st~3rd)を日本で再リリースしたということも大きいよね。
トゥルルス:『Nine Live』に関しては、なによりこれをCDとしてリリースしているのは世界中で、この日本だけだ。これは本当に特別な事だよ。

本当にジャスト・タイミングだった訳ですね。
一同:そうだね。
グレン:そしてやはり何と言ってもEPのリリースだ。繰り返しになるけど日本は唯一CDリリースを行った国であると同時に、2日前の大阪公演で初めてそのEPからの1曲、「Phasing Mirrors」を世界で初めてプレイした。プレミアだよ。

(前日の)大阪でのライヴはいかがでしたか? ステージで大阪のオーディエンスを前にして何か感じた事はありましたか?
マッツ:本当に素晴らしかったよ!
マイケル:想定よりも一曲多く演る必要に迫られたね(笑)。
グレン:俺はステージから下がってから、楽器の無線からバッテリーまで全部外して、すぐにトイレに行っていたんだよ…、そしたらトイレのドアをバンバン叩かれてね…「グレン!もう一曲だ、もう一曲やるぞ!」ってね。「マジかよ!?」って思ったよ。トイレから引っ張り出されて、外したライン全部繋ぎ直したんだぜ!(笑)

客電がついても熱狂が止まず、バンドは最後のアンコールとして「Sin」をプレイしました。今回の日本ツアーはFacebookやTwitter等のSNSで、本当に多くのファンがCMの来日を心待ちにしていました。そんなファン達にとって、そんなサプライズな最後の一曲は本当に価値あるものだったと思います。ところで、大阪でのリアクションを自分たちでもチェックされましたか?
グレン:幾つかのライヴのでの様子を収めた写真を見たね。Facebookやミート・アンド・グリートで会ったファンから送られてきたりね。それに多くのファンからのプレゼントには感謝しないとね。


マイケル:本当に感謝しているよ。いろんな贈り物をありがとう!

近年お馴染みのフラッグとか?
マイケル:フラッグもそうだし、ジュエリーとか…

ジュエリーですか?
トゥルルス:ホントだぜ〜、他にも時計とか靴とか札束とか…(笑)

まるでジャック・スパローですね(笑)。
一同:(笑)
トゥルルス:次回は日本に一軒、家を建ててもらおうかな…(笑)

ちなみに大阪観光はできましたか?
ラッセ・フィンブラテン(以下、ラッセ):大阪城には行ったね?
グレン:夜はライトアップされてて綺麗だったね!


あの辺りはマリオカートに模したカートが走ってますが、見ましたか?
トゥルルス:マジ!? 知らなかった!
マッツ:俺たちマリオカートが大好きなんだよ!
グレン:みんなでNINTENDO SWITCHを持ってきててね、飛行機内でずっとやってたんだぜ!

最高のフライトタイムでしたね、それは!(笑)
グレン:最高さ! トイレに行っててもできるからな!(笑)

今回のツアー、そしてニューライヴ・アルバムも含め“NINE Live”と銘打っている事からも解る様に、2012年のアルバム『NINE』 の完全再現ライヴツアーとなっています。何故今、『NINE Live Tour』だったのでしょうか?
マイク:ある年、オスロでKAMELOTのサポートをした時に、リーダーのトーマス・ヤングブラッド(g)と話をしたんだ。その時トーマスからアルバムの完全再現ライヴをやってみたらどうだ? と言われたんだよ。それは良いアイディアだって思ったね! そして同時にやらない理由が無いとも思った。1年か2年前くらいの出来事さ。

今回、ボーナス・トラックとしてリリースしたEP『Isolated Chapters』についてお話し頂けますか? このEPには二つの楽曲「Phasing Mirrors」と「Endgame」の2曲が収録されています。
マッツ:確かにこれは新曲ではあるのだけど、我々にとっては実は古い曲でもあるんだ。実はこの2曲が書き上げられたのは2ndアルバムの『Isolate』がリリースされた直後なんだ。あのアルバムが作られたのが2007年だから、もうこの2曲は11歳って事になるね。それだけ歴史がある曲なんだ。でも、これまでリリースしてこなかったんだよ。だから、サウンドとしては今現在のCMのサウンドよりも1st『The 1st Chapter』、『Isolate』に近い雰囲気を持っていると思う。
グレン:どちらのアルバムも特別なアルバムだったと思うけど、この2曲は当時それらのアルバムに居場所がそぐわなかったのだと思う。そして長い時が経って、それを発表する義務感と共に、レコーディングする時が来たと思った訳。
トゥルルス:当時「Endgame」は一度レコーディングもしたんだけど、アルバムの他の曲と聴き比べた時にどうしても違和感を感じたんだ。ならばボーナストラックに、とも一度は考えたんだけど、そうはならなかった。それから時間が経って『Isolate』もリリースされてしまった訳。今は昔と比べて技術的にも進歩したから、より良い状態でリ・レコーディングに挑めるとも思ったことも一因だ。

まさしく当時、日の目を見なかった2曲の復活になった訳ですね。
グレン:これはまるで自分たち自身のセルフオマージュとも呼べるものだったと思う。
マイケル:本当、始まりに立ち戻ったかの様な出来事とも言えたね。素晴らしい体験だったし、同時に楽しい瞬間でもあったね。
トゥルルス:こういうのは2度とないかもね(笑)。

これは本当に曲のマテリアルは『The 1st Chapter』、『Isolate』からであると同時に現在のセンスでリ・レコーディングした、サーカス・マキシマスの原点でありながら、新しい一歩といえる楽曲ですね?
一同:その通りだね!
トゥルルス:そうさ、まさしく”Blast from the Past”だね(笑)
*”Blast from the Past”はGAMMA RAYのリ・レコーディングを含むベスト・アルバムのタイトルから。

今回のツアーのセットリストはどの様に決めていきましたか?
グレン:基本的にはベースを作って、そこから変化を加える感じで決めてる。
トゥルルス:2部構成で、まず『NINE』の再現パート、そし“第2部”。概ね変化はこの“第2部”にあるね。毎日そこに関しては変化を持たせてる。
マイケル:俺はその日の天気で第2部の曲を決めるね!(笑)

え!?本当ですか?
マイク:あーらら、今日は雨だ! 今日は雨の曲をやろう!てね(笑)。

(笑)。バンドの中にはツアー中、殆ど同じセットリストで回るバンドもある中で、常にセットリストに変化を持たせるなんて、限られたバンドにしかできないと思います。
マッツ:そうだね。今回のツアーでは特に東京公演が2日続けてあるからね。そう言った意味でも変化を持たせていかなくては、と思っているよ。

サーカス・マキシマスの今後の予定はどうなっていますか?
グレン:年明けのどこかのタイミングで南米ツアーをする予定になっている。今それに向けて準備中だ。願わくば、これが2020年最初のツアーになる。

それはフェスティヴァルですか? それともジョイントですか?
グレン:ヘッドライナー・ツアーだよ。

おお、それは素晴らしい!
グレン:実は2年前にもヘッドライナーで南米ツアーをやったんだ。今回はそれに続く2回目の南米ツアーと云うことになるね。

一方で北米でのリアクションはいかがですか?
グレン:北米のリアクションはもちろんいいよ! そして南米も同じ位イイよ。でもチケットセールスはいいんだけど、いつもストリーミングで曲を聴いているのは相変わらずだね。
マイケル:でもコンサートでは常に“スクリーミング”だけどな!(笑)
一同:(笑)
マイケル:大阪でのコンサートの後もSNSで“アメリカに来てくれ!”とか「チリにまた来てくれ!」と云う投稿がたくさんあったね。
トゥルルス:チリは面白かったな。前は“チリに来てくれー!”等のが目立ったけど、2016年に実際にいった後は“チリに“また”来てくれー!“って調子だもんな(笑)。
マイケル: それどころかチリに実際行って投稿した時も“チリに来てくれー!”って。いや、今いるから、みたいな(笑)。

最後に日本のファンの皆さんにメッセージをお願いします。それじゃぁ…グレンから!
グレン:ごめん、30秒くれないか…?
ラッセ:じゃぁ、俺からいくよ(笑)。日本のみんな、俺たちを日本に呼んでくれてありがとう、そして今、握っているそのチケットにも感謝しています! また日本に戻ってくる事を約束するよ!ありがとう!さて次にマイケル、ボス!頼むよ!
グレン:…30秒考えた、もう大丈夫なんだけど…
トゥルルス:ホントかよ?(笑)
グレン:すべての日本のサポーターに感謝します。我々の音楽に対する貢献にも。SNSやチケット、様々な形での温かい貢献に本当に感謝しています。今俺たちの名が広く世界に知られる様になったのも、みんなのおかげです。本当に心からお礼を言いたいです。
トゥルルス:いつもプレゼントをありがとう! 今後も忘れないでくれ!
一同:(笑)
トゥルルス: ドウモアリガトウ!(日本語で)
マッツ: 今回のツアーを実現してくれたルビコンミュージックと、すべてのスタッフに、そしてすべての日本のファンのみんなに、ありがとう!
マイケル:俺が言いたかった事は、みんな言い尽くされちゃったね(笑)。

本日は本当にありがとうございました!


インタビュー:RUBICON MUSIC
通訳:Josh Nakano
写真:towy/karin

Share on Facebook