20年振りの日本公演!TANK 来日インタビュー!!

TANK メンバー全員インタビュー:
(7月14日東京公演2日目の会場、SHINJUKU HOLIDAYにて)

―20年振りの来日で、昨日初日が終わったわけですが、昨日のライブに関しての感想を聞かせて下さい。

Cliff:ここ(日本)に戻って来れて良かったよ!20年振りって気はしないけどね。戻って来られて、昨夜もグレイトな観客に迎えられて、いいもんだね。凄くハイな気分だし、また来れたのは素晴らしい経験だよ。ファンも以前よりも大勢いて最高さ。ルビコン・ミュージックからリリースしたニューアルバムの『Re-Iginition』の売れ行きもいい具合だしね。デヴィッドも偶然20年前に日本に来てるんだよね。とにかく今夜のショーも凄く楽しみなんだ。

Randy:昨夜のライブは最高だった。ステージに上がったら熱気のあるお客さんの笑顔が沢山見えて、今までやったショーの中でも熱量的にはベストだったかもしれない。お客さんから元気をもらって、こちらからもエネルギーを返すことができたんじゃないかな。とてもファンタスティックだった。

Bobby:俺は色んなバンドで日本で何度もライブをやってるけど、今回もいい体験だね。みんな親切でフレンドリーだし。みんな、ショーの間中ずっと笑顔なんだ。嬉しいね。ははは(笑)ファンタスティック!その通りさ。

David:俺も20年前にここ(日本)に来て。オーディエンスが手や拳を振り上げて、曲に合わせて手を叩いたりしてくれて、凄く驚いたのを覚えてる。皆、曲を覚えてるし、歌詞も覚えてるし。昨日は1曲目からオーディエンスと一体となってた。だから凄くやりやすかったんだよ。曲を演るごとに一体感が強くなってね。だから今夜も凄く楽しみにしてるんだ。昨夜以上の盛り上がりにしたいね。ショーの後で日本のファンたちと会うのも楽しみだよ。昨日もプレゼントをもらったりね。20年前もプレゼントをもらったのを覚えてるけど時代は変わったから今回は期待してなかったんだよ。ここにいられるのが凄く嬉しいし、これからの2つのショーも凄く楽しみにしてる。

Mick:うん。前回は20年前でね。大昔だよ。(笑)戻って来られたのは大きいね。昨夜のライブはお客さんのノリも素晴らしかった。サインしたり、写真を撮ったり、皆笑顔だったね。最高だったよ。

―昨日のショーは、持ち時間が90分ということで代表曲が沢山ある中で選曲が大変だったと思うのですが、昔の曲だけでなく新しい曲も演っていました。新旧のバランスを取りながらの選曲は難しいのではなかったですか?

Cliff:ああ、俺たちには『Re-Iginition』に収録された古い曲もあるし新しい曲もある。曲が沢山ある中から選ぶのは難しかったよ。皆を満足させないといけないから、凄く頭を悩ませるよね。昨日とは多少は違う曲もやらないといけないし。だから古い曲を演るセクションと、最近の2~3アルバムからの曲を演るセクションを設けて、「Valley of Tears」、「War Machine」、「War Nation」を演るのさ。皆がハッピーになれるようにね。

Mick:そうそう、全員ハッピーにしないといけないからね。とにかく曲が多いからさ。“なんであの曲演んなかったんだ”“あの曲は~”とかいう声が絶対出るし。(笑)

―選曲に関してはどのように決めているんですか?

Cliff:ファンが大好きな曲のリストってものがあってね。「This Means War」、「Honor and Blood」、「Echoes of a Distant Battle」このあたりは毎回演らないといけない曲なんだ。

―それはSNSなどでアンケートを取ったり?

Cliff:そうそう、皆から聞いてるんだ。’80年代にMETALLICAとツアーした時からずっと演ってる曲もあるし、日本だけのセットはちょっと変えてみようとかさ。何故かいつも1曲だけ絶対にやらないって曲があって、後から“あの曲をやらなかった!”って絶対言われるんだよ。(笑)どれだけ皆の意見を取り入れたって、いつも1曲は絶対に“あれを演らなかった”って言われる曲が出るんだよ。

Mick:なんかこぼれるのがあるんだよねぇ。

―で、メンバー全員の意見は入っているんですか?

Cliff:うん。入ってるよ。

Mick:どれを演るかって喧々囂々だよ。(笑)

―ファンの意見とバンドの意見を合致させるのは難しいと思います。初期ばかり聴きたがるファンも多いのかと思うのですが、そのへんのバランスはどうしていますか?

Cliff:そうだね。実はファンと俺達は好みが同じなんだよ。幸運なことにね。俺達も演奏していてハッピーな曲を選ぶのさ。

Mick:俺達が演奏してハッピーな曲はオーディエンスもいいリアクションしてくれる訳さ。

―メンバーの中で自分はこの曲が大好きなんだけど演れてない!という曲はないんですか?

全員:(笑)

Cliff:俺、「War Drags Ever On」は好きだよ。(笑)*今回の日本公演ではプレイしなかった曲

Mick:(爆笑)

Cliff:あれ、アルバム的にはいい曲なんだよ。ただ曲が長いからね。

Mick:演奏するにはチャレンジだよね。ソロが長いからさ。

David:俺、長い曲大好きだよ。

全員:(笑)

David:長ーいソロとかね。

Cliff:俺ドラムソロ大好き。

Bobby:ははははは(笑)

Cliff:ベースソロはもっと好き。

全員:(爆笑)


―「Power of the Hunter」でのドラムソロとベースソロのアイディアはどこから来たんですか?

Randy:ただああなったんだよ。(笑)

Bobby:そうそう、ただああなった(笑)信じても信じなくてもいいけどね。俺達にもわからないんだ。

Randy:純粋に即興なんだよ。

Mick:といっても同じコードには戻らないといけないんだけどね。

Cliff:別の曲のフレーズを入れたりさ。

Mick:昨日のベースソロに「Roundabout」(YES)が入ったのはアクシデントでさ。(笑)

Randy:そうそう、あれはアクシデント(笑)

Mick:そこにボビーが飛び込んじゃって・・・

Cliff:そのまんま行っちゃったんだよね。(笑)そういうことが毎回起こるんだ。

Mick:ただ起こるんだよね。で、戻そうかなってところでギターを入れて・・・
 

―ドラムソロとベースソロがあるのなら、ロング・ショーではギターソロがあっても良いのではないかと思うのですが・・・そうゆう要求のようなものはありませんか?

全員:(爆笑)

Bobby:イエー!!

Mick、Cliff:ノー!!ノーノーノー!!

Bobby、Randy、David:イエー!!!!


―例えばリッチー・ブラックモアのような長いソロとか・・・

Cliff:(笑)次の日本公演でやるよ。

Mick:昔はよく2人で一緒にギターソロやったけどね。

Cliff:また日本に戻って来たらやろう。

Bobby:エース・フレーリーみたいな花火が出るやつがいいよ。シュゴォォォーっと(笑)

Randy:今回、ギターソロなかったの残念だよね。

Mick:(爆笑)


―くどいようですが、ギターソロをやらなかった理由は?

Cliff:曲の中にすでにギターソロがあるからさ。ベースソロとかドラムソロもあるし。曲の中でギターはプレイしっぱなしだし・・・

Mick:長いギターソロはファンが寝ちゃうよね。(笑)

Cliff:そうそう、ソロより曲が大事だから。

全員:(拍手)

―日本のオーディエンスにデヴィッドは“寝てるのかー?”みたいなこともMCで言ってたわけですが、
実際日本のオーディエンスのリアクションはどうでしたか?

Cliff:いや、それは素晴らしかったよ。

Randy:ファンタスティックだった!

David:(寝てるんじゃないかっていうのは)あくまでも冗談だよ。(笑)

Mick:(爆笑)

Bobby:もっともっと観客を盛り上げるのが、彼の役目だからね。

David:あれはもっと声を出させる戦略さ。しかしオーディエンスは素晴らしかったよ。もちろん、寝てるようには見えなかったよ。(笑)

―デヴィッドのパフォーマンスは、客の煽り方、間の取り方などが絶妙で、安定感のあるプロという感じでした。それについてはいかがですか?

Bobby:クッソ退屈!(笑)

全員:(爆笑)

Bobby:頼むぜー、デヴィッド!俺はプレイしたいんだよーみたいな感じさ。(笑)

Cliff:冗談はさておき、そこはデヴィッドの功績だよね。

―本物のプロだと思いましたよ。

David:それはありがとう!金を払うよ。(笑)

全員:(爆笑)

David:他の国でプレイする時は、いつも同じ状況ってわけじゃないんだよ。ときには盛り上げるのにもっと苦労したりするときもあるし。昨夜は俺も凄く頑張ったんだけどさ、やり甲斐があったよ。やること全部に対してオーディエンスがイエー!!って手を振り上げたりしてさ。最高の時間だった。
最初から最後までね。

Cliff:全くそうだね。上手く行って素晴らしいショーだったよ。是非また日本に戻って来たいね。

―最後に日本のファンにメッセージや言いたい事を一人一人お願いします。

Cliff:日本に戻って来ることができて、そしてこんなに受け容れられて凄く嬉しいよ。20年前以来の友達に会え、そして新しい友達もでき、新しいファンも獲得できた。TANKを聴いたことがなかった若い子達もいたわけだからグレイトだよね。本当に来られて良かったと思う。

Mick:そうだね。また早く戻ってこれればと思うよ。素晴らしいショーになったし、素晴らしい観客だよ。

Randy:俺はこれで初めて日本に来たんだけど、勿論これが最後にならないことを願うよ!最高の観客だし、毎日アメイジングな体験さ。ありがとう。

Bobby:そうだな。ただひとつ残念に思ったのはベジタリアン向けの食事がもっとあったら良かったってことだな。(笑)それ以外は完璧だ!

David:俺にとっても20年振りの日本なんだ。何年も沢山の人から“いつ戻ってくるの?”ってメッセージで訊かれててさ・・・凄く素晴らしい体験だったよ。そしてTANKと一緒にここにいるということがアメイジングだ。日本のファンの皆に感謝しているよ。ありがとう。

全員:ありがとう!また会おう!Japan Still Rocks!


インタビュー:ルビコン・ミュージック
翻訳:椎名 令
写真:Towy

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